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『DEATH RACE』(配給:東宝東和)の完成披露試写会

10月14日(火)夜、

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映画『DEATH RACE』(配給:東宝東和)の完成披露試写会にご招待いただき、行ってまいりました。

会場は、中之島のリサイタルホール。

生憎の雨でしたけれども。隣のフェスティバルホールの前に、人だかりが。

「ん?今夜はフェスティバルホールでも何かあるのかな?」と思いながら、

そちらの方に何気なく視線を向けると

「藤井フミヤ コンサート」なる文字が目に飛び込んできました。なるほどねぇ。

しかし、ファンっていうのはありがたい存在ですよね。

足元の悪い、心なしか肌寒い秋の夜でも、

開演前から続々と…きっとそれこそ各方面から会場へと駆けつけるんですものね。

そんなこと、私がここであえて言わなくても、

アーティストの方々は常日頃からそう思う瞬間、瞬間の連続なんだろうとは思いますが。

空模様とは違って、どこか幸せそうな笑顔を浮かべ、

開演を待ちわびているフミヤさんファンを偶然目にして、

そんなことを思った秋の夜でした。

さてさて、話が本題からそれちゃいましたけれど。映画『DEATH RACE』。

観るまでは、生と死、命を賭けた危険なレース!?殺戮!?

いったいどれほどの血が流れることだろう……

(一つの映画・映像作品として冷静に、敬意を払って観たいけれど。

正直、流血シーンの多いもの、ホラーやスプラッター系って正直、苦手)

という懸念もあったのですが。

いつしか、スクリーンの上で展開されるストーリーの行方に。

息をもつかせぬ迫力のカーレースシーンに。拳を握り締めている自分がいました。

主人公エイムズは元レーサーだった腕を見込まれたために

妻殺しの濡れ衣を着せられて孤島の刑務所、ターミナル・アイランドへ収容され、

デス・レースに参加させられることになるのですが。

全てはターミナル・アイランドを牛耳る冷酷な女性刑務所長により仕組まれていた陰謀。巨額の富と名誉を勝ち得るためなら、手段など選ばない刑務所長ヘネシーの、人を人とも思わぬ残虐な仕打ち。

その罠、執拗な魔の手から、主人公エイムズは、果たして逃れられるのか。

無理やり引き裂かれた愛娘を、もう一度その手で抱きしめてやることはできるのか。

確かに、多くの血は流れます。

でも、これはただ単に、悪い輩どもが互いの命を取り合わんとする殺戮レースではない、究極のエンタテインメント。

ハラハラさせられ主人公の想いを汲むとそれはそれはやりきれない気持ちにさいなまれ。

でも、最後には胸のすく、最高にスリリングなアクション大作でもあると思います。

服役中の凶悪犯が「レースに5連勝すれば、晴れて自由の身になれる」という契約を賭けて、まさにこれ以上ないという過酷なまでの死闘に身を投じ、

その様子はインターネットを通じて全世界に中継され、大衆はその興奮にお金をつぎ込むというストーリー設定でもありまして。

もちろん、「映画の中の話」=フィクションなのですが、

果たして…この危険な設定を、「ただの作り話」などと、笑ってやり過ごせるでしょうか?

私は勝手ながら、この危険きわまりない話は、一方で

現代人の心の闇、「危険」に対する感覚やフィクションとノンフィクションの境界線を曖昧に解釈してしまうつつある“狂い”や “病み”を問いてもいるのではないかと感じました。

いまや、多くの人がショッピングを楽しんだり、働きに出かける繁華街の一角に昼下がり、突如、狂った殺人鬼が出没するような時代ですよ。

狂っているとしか思えない…血が騒ぐ、究極の興奮!!は、ぜひ、映画館で、スクリーン上で体感を。想像力のスパイスを最大限に効かせながら、ね。

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